LMSの選び方とは?7つのポイントを紹介

  2020年4月新型コロナウイルス感染拡大により、学校は休校になり、企業はテレワークを導入することになりました。その影響で「オンライン授業」「リモート研修」といった言葉が連日ニュースで取り上げられ、ワイドショーではその賛否について議論が繰り広げられました。

しかし、オンライン教育そのものは新型コロナウイルス発生以前から必要とされてきたものであり、進化を遂げてきたものなのです。IT×教育の分野に15年以上携わってきたキャスタリアが、オンライン教育の概要、始め方について説明していきます。


・LMSとは?

LMS (Learning Management System, 学習管理システム) *1とは、 オンラインにて教育を行う際の根幹となるシステムのことです。ネットワーク上にて教材を配信したり学習管理をするためのプラットフォームになります。
オンライン教育導入にあたり、必ずどのLMSを使用するか決めなくてはなりません。しかしその種類の多さから、どれを選ぶべきかわからない人も多いことでしょう。
そこで今回は、LMSを選ぶときの7つのポイントについて説明していきます。

*1  eラーニングシステム、オンライン教育ツールと同義になります。


・LMSを選ぶときの7つのポイント

1. 自律学習機能

オンライン学習で困難となるのは継続する学びです。対面で一斉に会場に集まる場合は強制力が働くため、自分を学習環境に置きやすいですが、家に1人でいるとそれが困難になります。そのため、仲間とのつながりを感じられるコメントやタイムラインなどのソーシャル機能、競争意識を生み出すゲーミフィケーション機能など、学習を継続できる仕組みを持ったツールを選ぶことが重要です。

2. ご利用環境

オンライン学習では、席に座って受講する必要がありません。家でも、カフェでも、電車でも学習が可能になります。その際に「PCでないと学習ができない」など学ぶ環境に制限があると学習がとまってしまう原因となります。そのため、PC、タブレット、スマートフォン、どんな環境でも利用できるサービスを選ぶ必要があります。

また、近頃PCやスマホを利用する仕事やオンライン授業などが増えると、その分端末への負担を感じている人も多いのではないでしょうか?アプリをダウンロードすると端末の容量に大きく影響します。そのため、アプリに限らず、ブラウザからも簡単にアクセスができるサービスを選ぶといいでしょう。

3. 学習の可視化

オンラインで学ぶ利点の一つに学習データが蓄積できることが挙げられます。学習者、管理者どちらもデータの活用ができることが大切です。

4. 画面デザイン

古い、ダサい、使いづらい等の印象を受ける画面デザインだと、システムに対しネガティブな気持ちが働いてしまい、学ぶ気力が減ってしまいます。使いやすく、わかりやすく、かつおしゃれな画面だと、そのような弊害なくポジティブな気持ちのまま学習を続けることできます。

5. コンテンツの種類

オンライン学習は講義動画をアップロードする、というイメージが多いのではないでしょうか?しかし、講義動画を閲覧するだけでは、オンライン学習の旨味を活かすことができません。クイズやアンケート、即時採点テストなど、オンラインならではの機能を搭載してあると、学習者が継続して学びやすいです。

6. 教材作成の容易さ

HTMLなど前提知識が必須であるものでは、利用の際に専門家が必要となってしまいます。そのため、WordなどPCの簡単な機能さえ使えれば、誰でも教材が作れるという容易さが大切です。

7. ユーザー管理が簡単

オンライン学習を複数の会社、またその中でも複数のグループが利用する際は、組織の構成が簡単に設定でき、ユーザーの管理が簡単なツールであることが大切です。


・オンライン教育の始め方

オンライン教育を開始するには、上記の条件をクリアしたLMSを選ぶ必要があります。

そこでお勧めしたいのが、eラーニングプラットフォーム Goocus(グーカス)です。Goocusとは、テキストや動画などを用いて、学習/クイズ/アンケート/レポートといった学習に必要な全てのコンテンツを配信できるオンデマンド型オンライン教育ツールです。内製化されたシステム及びアプリエンジニアによる監視体制が整っているため、常に安定した学習環境を提供し続けております。

またPC初心者やオンライン教育の知識がないから不安だという方でも、簡単に導入・運用することができるのもGoocusの特徴の一つです。
導入までの流れと運用イメージについてご紹介します。


1. 教材の選定&Goocus上への登録

配信する教材を決めたら、Goocus上にコンテンツとして登録していきます。html等の前提知識は必要とせず、Webブラウザ上で指定されたフィールドにコピー&ペーストするだけでコンテンツを登録・配信することができます。



2. コンテンツ配信&運用開始

コンテンツの登録が完了したら生徒に配信し、運用開始となります。
Goocusでは生徒ごとに配信するコンテンツを振り分けることができるので、生徒の所属やレベルに応じたグループ分けが可能です。
生徒は手持ちのスマートフォン/タブレット/PCから好きな時間にアクセスし、学習していきます。




3. ソーシャル機能の活用

ランキングやバッジ、コメントといったゲーミフィケーションやソーシャル機能にて学習の活性化を促し、自立学習をサポートします。




4. 生徒の学習状況を確認

生徒ごとの学習進捗率やクイズの正答率といった学習状況はいつでも確認することができます。学習状況に応じて、次なるコンテンツの準備等を進めていきます。





以上、全ての操作は画面上にてボタン一つで行えるため、高度な技術は必要としません。

また料金も一人あたり月額最大500円・初期費用0円*3と、オンデマンド型オンライン教育ツールの中では最安値となっており、低予算にてオンライン教育を開始することが可能です。

その他、オンライン教育の導入に不安のある方、始め方がわからない方なども、専門家が手厚くサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

*3 カスタマイズ無しの場合の価格です。

> Goocusについて詳しく知る


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